Laravel Advent Calendar 2019 - Qiita の 11 日目の記事です。
今日はちょっと趣向を変えて、日本における Laravel 関連のコミュニティについてまとめました*1。
なお、私もすべてのコミュニティを正しく把握しているわけではありません。 「このコミュニティがないなんてとんでもない!」「このコミュニティについての説明が間違っているぞ!」等の意見があれば私(@okashoi)に教えて下さい。 確認し次第反映します。
掲載は(確認できる範囲での)設立が早い順です。
オンラインの Laravel 関連コミュニティ
オンラインで参加できるコミュニティです。 住んでいる場所を選ばず、気軽に参加できます。
Laravel jp Facebook グループ
readouble にてドキュメントの日本語翻訳を公開している Hirohisa Kawase さんを軸に活動している Facebook グループです。 公開グループなので Facebook アカウントさえあれば誰でも参加できます。
readouble の最新情報や、Laravel に関する勉強会・カンファレンスの情報が共有されているほか、分からないことなど質問できます。
PHP ユーザーズ(日本語) Slack ワークスペース
PHP に関するコミュニティですが、Laravel に関する情報を得るのには最も適した場所のひとつでしょう。 こちらのリンクから誰でも参加することができます。
Laravel のチャンネルがあって、分からないことなど質問をすることができます。
オフラインの Laravel 関連コミュニティ
東京に偏ってこそいますが、各地域にコミュニティが存在しています。 特に 2019 年は Larvel JP Conference が開催された影響か、新しいコミュニティが続々と作られています。
自分の住んでいる地域の近くで勉強会等が開催されたら足を運んでみてください。
Laravel Meetup Tokyo
laravel-meetup-tokyo.connpass.com
東京開催のレギュラトーク + LT 形式の Meetup です。
おおよそ年 2 回のペースで開催されおり、勉強会の中では比較的大きめの規模です。
laravel.osaka
大阪で開催されている勉強会です。もくもく会も開催しているようです。
また、過去にはカンファレンス形式のイベントも開催しています。
LaraVue 勉強会
他の勉強会とは少し毛色が違い、Laravel と Vue.js の両方を扱っている勉強会です。
Laravel と Vue.js それぞれ興味を持った人が集まるからか、比較的参加人数が多めの勉強会です。
Laravel Meetup Okinawa
laravel-meetup-okinawa.connpass.com
昨今 IT の盛り上がりを見せる沖縄で開催されている Meetup です。
実は Laravel 関連のコミュニティの中でも比較的長く運営されており、第 1 回の開催は 2017 年です。
Laravel JP Conference
2019 年 2 月 16 日に第 1 回が開催されたカンファレンスです。 2020 年 3 月 21 日に第 2 回の開催も決まっており、今まさに準備が進められています*2。
12 月 11 日現在、プロポーザルも募集中です!
Laravel.shibuya
渋谷で開催されている「IRT」という形式に特化した勉強会です。
IRT とは Interactive Round Table の略で、テーブルを囲んで司会者と参加者が話しながら進行していきます*3。
IRT の様子は録音され Laravel Shibuya Radio にて聴くことができます。
Laravel.tenjin
福岡、天神で開催されている Laravel.tenjin も IRT をメインにした勉強会です。
Laravel.shibuya とは姉妹勉強会という関係です。
Laravel.hiroshima
laravel-hiroshima.connpass.com
広島で開催されている勉強会です。
2019 年 12 月 11 日現在、私が知っている中では最も新しい Laravel コミュニティで、様々な形式の会を開催していきたいとのことです。
おわりに:コミュニティに参加するメリット
なぜこのような記事を書いたかというと、ここ最近で「新たに Web エンジニアを目指そう」と努力をしている方を多く見かけるようになったからです。 そういった人たちには是非コミュニティに参加して、現場で活躍しているエンジニアたちから「生きた」情報を得て欲しい。 この記事がその一助となれば、と考えています。
私自身も Web 界隈に入ってまだ 5 年経っていない若輩者だと自覚しています。 ですがこれまでに様々な形でコミュニティに助けられて成長することができました。
私が感じたコミュニティに参加するメリットを具体的に挙げれば
- 自分や職場の人だけでは解決できない問題について、アイデアを聞ける(かもしれない)
- 自分が今悩んでいることは他の人がかつて通った道である、と勇気をもらえる(かもしれない)
- 自分の知らないことはまだたくさんある、と刺激を受けられる(かもしれない)
といったところでしょうか。
「コミュニティにはつよつよエンジニアがいて、隙をみせればたちまち取って食われてしまう」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実際はそんなことはないので安心してください。
ただし、無理やりに勉強会やカンファレンスに参加させたり、「懇親会が本番だ」的な価値観を押し付けるつもりもありません*4。 コミュニティへの関わり方は人それぞれ。 まずは Slack ワークスペースに参加してみる、でも良いと思います。
どんな形であれコミュニティに参加して、自分の視野を広げてみること。 きっとその先に、初めて見えてくる世界がある、と私は信じています。
ちょっと感情が出た感じの締めになってしまいましたが、明日の Laravel Advent Calendar 2019 - Qiita の担当はういろうさんです! お楽しみに!