1ヶ月ほど前に書いた、下書きのままになっていた記事があったのを見つけたので投稿。
たまには具体的な技術の話ではなく、ややポエム寄りの話を。
きっかけ
友人から次の記事を共有され読んだ。
全体の内容には至極合意なのだが、次の一文が引っかかった。
無責任なコミットを抑止するため「コード」は共有しても「責任」は共有すべきではないと思います
ここでいう「責任」とは何だろうか?
この一文は「『コードに不具合があったとき、レビュアーも見逃したんだから責任があるよね?』っていうのは無しね」という意図であるという理解はできる。
では、不具合があった場合に「責任」のある人(この場合コードを書いた人)はどうなるのだろうか?
たぶん「責任」は具体的なものではなく「自覚」のようなもの
文脈を見るに「責任」のある人を非難しよう、という話ではないだろう。
かと言って、不具合のあるコードを修正したり、再発防止策を考えたりするのはチームでやることだ。
だからこの「責任」とは何かの対象になるという性質のものではなく「自覚」のようなものを指しているのでは?と解釈した。
ケースバイケースではあるが、仕事をするならば
- 自分の書いたコードの1行1行について、そのように書いた理由を説明できる
- 自分が書いたコードは「間違いなく正しく動く」と確信を持てるほど考え抜いて書かれている
- 自分が書いたコードは「バグが含まれているかもしれない」と考え、慎重に検証・テストをしている(一見、ひとつ上の項目と矛盾しているようだが)
こういった「自覚」を持った人と一緒に仕事をしたいなあ、などと思った。