s平面の左側

左側なので安定してます(制御工学の話は出てきません)

Linux コマンド等の名前の由来

昔の発表スライドなどを整理していたら、大学時代(今から 6 年以上前)の身内向けの勉強会で作ったネタ資料が出てきました。

「せっかくなので公開しよう」と思ったものの、身内の会向けに作った資料であることから公にするには*1問題のあるスライドだっため、内容だけを抜粋してブログ記事にしました。

ブログタイトルにある通り、Linux におけるコマンド等の名前の由来についてです。

ただし

  • 諸説あります
  • スライド作成から6年以上経過しており、もう出典がわからないので情報の正確性は保証しません

という点には留意してください。

コマンド等 由来 備考
ls list
cd change directory
mv move
chown change owner
wc word count
ln link
cat catenate 「〜を連結する」の意
pwd print working directory
fsck file system check file system consistency check とする説もあり
df disk free
du disk usage
su switch user または substitute user
chage change age
nfk network kanji filter
sed stream editor
awk Aho Weinberger Kenighan 3 名の開発者名の頭文字
grep g/re/p ed内のコマンド
それぞれは global/regular expression/print の頭文字
ping packet internet grouper または
packet internet gopher
ただし後付けとのこと
cron command run on または
「時」を表す接頭辞 chrono- から
nice 優先度をつけることはナイスだから マニュアルに実際にそう書いてある
'The name is derived from being "nice" to other system users by running large programs at lower priority.'
tee データの流れがT字だから
yp yellow pages 電話帳の意
tar tape archive 当時は磁気テープに書き込んでいた
/usr user services and routine

個人的には nkf に出てくる突然の kanji(漢字)とか、nice の由来が衝撃的でした。

*1:主に利用した画像などから